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【下克上等】幻想のポイズン7【蒲公英杯】


[149]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/15(水) 23:27:37 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「なんっ……という事でしょうか! 後半8分、ここにきてこの蒲公英杯屈指の名ゴールキーパーと評価が高いさとり選手。
    まさかの失点です!!」
南沢「いやぁ、今のはさとり選手も必死にセービングをしようとしていましたからね。
   ここは、反町選手の気合勝ちというところでしょうか。
   これでいよいよ、この試合もわからなくなってきましたよ」

得点を告げる笛が鳴ると同時に、観客席は盛り上がりを見せ。
実況席もまた、興奮したような声色で先ほどの状況を解説し始める。
古明寺さとりはこの蒲公英杯においてはまずトップクラス――幻想郷でもトップクラスのゴールキーパー。
故に、オータムスカイズのような無名チームに得点を決められるという事事態、珍しい出来事なのである。

反町「…………」

シュートを撃った張本人、反町はただ、ゴールに入ったボールへと視線を向けており。
観客の声を聞いている内に、徐々に徐々に、自身がゴールを決めたという事実を認識する。

反町「決めたのか……俺が……」
穣子「反町ィィ! よっくやったわ!!」
反町「うわっ!?」

呆然としながらそう呟く反町だったが……不意に後ろから誰かに圧し掛かられ、思わず体勢を崩す。
後ろを振り返ってみれば、穣子が我が事のように満面の笑みを浮かべて喜びながら反町に飛びついてきていた。
その横では、橙がきらきらとした瞳を反町に向け、同点となった事にはしゃぎ。
静葉はただ微笑を浮かべているが、その微笑もいつもに比べて3割ほど増しているように感じられる。


0ch BBS 2007-01-24