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1- レス

【下克上等】幻想のポイズン7【蒲公英杯】


[159]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/16(木) 17:32:47 ID:???
>C.「この流れで一気に逆転するぞ、頑張ってくれ」 みんなを励ましつつ戻る。
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穣子「当然よね! 攻撃は任せたわよ!!」
橙「こ、今度はドリブルを止められないようにします!」
リグル「うんうん、まあそろそろ私にも撃たせて欲しいけどね。 うん」

反町の言葉に穣子は強く握りこぶしを作りながら同調し。
橙は熱く意気込みを語って、リグルはただ頷きながら自身の意見も密かに提案し、皆にスルーされる。
静葉と妖精1もその様子を見ながら顔を見合わせて微笑みあい。
オータムスカイズ攻撃陣は一旦自陣へと引き返して行ったにだが……。

メディスン「…………」

ただ一人、メディスンだけは……少しだけ、戻り始めるのが遅れてしまった。
彼女はただ、反町の後姿を見つめていたのだ。
前半戦、まるでいいところの無かった反町。ミドルもヘディングも止められて、零封されていた反町。
その姿を見ていた時こそメディスンも自身の失態をまだ仕方の無いものとして見れていた。
だが、この大一番で得点を決め、笑顔を浮かべて自陣へと引き返していく反町を見て。
メディスンは、この試合――まるで仕事を果たしていない自分と反町を比較し、一人意気消沈をしていたのだ。

メディスン「…………」

彼女の心の中には、人間なんかに遅れを取りたくないというただ素直な欲求。
そして、それ以外に――どこか反町"だから"負けたくないというよくわからない感情が渦巻いている。

メディスン「……絶対に、残り時間。 守ってみせる……」

誰に言うでもなく、ただそう一言だけぽつりと呟くと。
メディスンもまた、自陣へと引き返していった。

※穣子、橙、リグルの評価値が上がりました。


0ch BBS 2007-01-24