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【下克上等】幻想のポイズン7【蒲公英杯】


[182]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/16(木) 19:48:48 ID:???
>こいし→  スペードA 消えるフェイント 49 +(カードの数値)=50
>反町→  ハートQ タックル 41 +(カードの数値)+(人数補正+2)=55
>妖精1→  ハート2 タックル 35 +(カードの数値)+(人数補正+2)=39
>リグル→  スペードJ タックル 40 +(カードの数値)+(人数補正+2)=53
>≦−2→オータムスカイズ、ドリブルを阻止。
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こいしの消えるフェイント……それは、技術を使ったものではなくただ自身の能力を使ったもの。
本当のところは消えている訳ではなく、自身の存在自体を消してただドリブルをするだけというものだ。
反町達が近づいてきた事を確認したこいしは、いつものように自身の存在を消す。
お燐のキャッツウォークには及ばないまでも、この消えるフェイントも強力なドリブル技である。
故にこれで完全に抜き去ったとこいしは確信するが……。

反町(こいつのドリブルに当たるのはこれが初めてじゃない。
   最初は驚いたが、消えて俺達を抜いて次に現れた時のルートは大体つかめているんだ。
   こいつは……恐らく、ここを通るはず!)
こいし「えっ!?」

自身のドリブル技に慢心をしすぎていたのか、それとも反町の読みが鋭すぎたのか。
消えていたこいしの足元を反町の足が掬い上げると、その足にはボールが引っかかり反町がボールを奪取する。
反動でこいしは思わず倒れこんでしまい、一瞬何が起こったかわからないような表情で辺りを見回していた。
いや、何が起こったのか理解ができていないのはこいしだけではない。
お燐、お空、そしてさとり……こいしのドリブル力が決して低くない事を知っている面々は、揃いも揃って目を丸くして驚いている。
そしてそれは地霊アンダーグラウンドの選手だけではない。
一緒にタックルに向かったリグルと妖精1も、同じようにして反町を驚いた顔で見上げている。

リグル(う、うう、私ももう少し速ければ奪えたと思うんだけど……でも、やっぱり反町も中々やるね! 私の相方にするには十分だ!)
妖精1(……あの河童からディフェンスのイロハを教えてもらった今ならわかる。 こいつ、ディフェンスも結構上手い)

しかし、そんな事はお構いなしとばかりに反町は立ち上がり冷静に攻撃パターンを考えていた。


0ch BBS 2007-01-24