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【下克上等】幻想のポイズン7【蒲公英杯】
[258]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/07/17(金) 19:22:28 ID:???
続けて橙が反町の周りを駆け回りながら全身を使って目一杯歓喜の表現をし。
静葉もまた、いつもの笑みを5割増しにして近づいてくる。
ここにきて……反町はようやく自身が同点、そして逆転ゴールを決めたという事を実感し。
ただ振り向いて、地霊アンダーグラウンドのゴール前を見た。
ゴール前では、無表情の中に微かな戸惑いと焦燥の色を浮かべていたさとりが地に伏している。
反町(俺が決めた……俺が、この世界トップクラスのゴールキーパーから、二点を決めたんだ)
改めてかみ締めるようにその事実を自身の中で繰り返し呟くと。
反町はふと、自身の目頭が少し熱くなってきていたのを感じ慌ててそれをどうにか堪えた。
まだ試合は終わっていない……それに、これはあくまでも"普通"の大会なのだ。
まだまだこの世界の頂上は見えていない。
まだまだこの試合も先の展開が予想出来ない。
両手で頬をパチンと叩き気合を入れなおし、反町は駆け寄ってきたチームメイト達へと視線を向ける。
やはりメディスンはどこか睨みつけるような視線で反町を見つめており……。
リグルも、どことなくうろたえた表情で反町をどう褒めたものかと思案している様子だった。
反町「…………」
A.「この調子で、もう一点取りに行くぞ! 俺にボールを集めてくれ!」 ハットトリックを決めると宣言する。
B.「これで相手は俺を警戒してくるはずだ。 リグルにボールを集めるぞ」 攻撃パターンを変えると発言する。
C.「まだ試合時間は20分近く残っている。 更に気合を入れて守っていくぞ」 気合を引き締めるようにみんなに言う。
D.「大会No.1キーパーだろうが、俺にかかればこんなもんだ」 キャプテンの頼もしさをアピールしておく。
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0ch BBS 2007-01-24