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【下克上等】幻想のポイズン7【蒲公英杯】


[275]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/17(金) 21:02:19 ID:???
>A.このフォーメーションでいい
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反町「よし、このフォーメーションでいこう」
にとり「ん、よしよし。 それじゃあいっちょ、気合を入れていこうか!」
リグル「ふっふっふ、駄目押しの追加点は私が決めるわ!」

こうしてオータムスカイズの作戦が決まっていた頃、一方の地霊アンダーグラウンド。
こちらもまた、ゴール前に再び集い作戦会議をしていたのだが……やはりその空気は重い。
後半からの立て続けの失点に名無しのゾンビ妖精達は戸惑い、困惑しており。
お燐とお空もさとりが二失点を喫した事にどこか不安気な表情を浮かべている。

さとり「…………」
お燐「さ、さとり様……」

どこか呆然としたように宙を見ていたさとりだったが……。
お燐に声をかけられると、不意に口元だけに笑みを浮かべてから自身の髪をそっとかきあげ。
オータムスカイズ陣営へと目線を向けてから、ため息を吐きつつ言う。

さとり「正直……相手を格下と侮った、私の落ち度ね……。
    まさかこの大会で、二失点もしてしまうとは思わなかったわ」

パワーシュートに弱い、ミドルレンジのシュートに弱いという弱点はあれど、さとりのセーブ力はそれでも天下一品のものだった。
どんなダイレクトシュートだろうとパワーシュートでさえなければほぼ確実にキャッチし。
ミドルとて、そうそう連発されなければ得点を許す事などはない。
ミドルもダイレクトも完全に防ぎきり、体力をなくした相手からお燐とお空のコンビで点をもぎ取り勝利する。
それが地霊アンダーグラウンドの必勝パターンだったのだが……。
この試合、その必勝パターンは反町の存在によって封じられてしまった。


0ch BBS 2007-01-24