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【下克上等】幻想のポイズン7【蒲公英杯】


[29]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/14(火) 20:44:12 ID:???
観客席で騒いでいた橋姫としっとの権化。
そして、その保護者的な役割の人形師が騒ぎすぎで係員に怒られていた頃。
前半が終了し、ベンチへと戻ってきていたオータムスカイズ一同の様子はというと……。

リグル「くっそー! あのヘボ審判めぇ! どう見たって私じゃなくてゾンビ妖精の反則じゃないかっ!!」
チルノ「ほんとーよ! ちくしょー、後半はじまったらあの審判の顔面にボールぶつけてやる!!」
にとり「よしなよチルノ、顔面にボールをぶつけられるのはお前だけでいい」

終了間際の判定にリグルとチルノは怒り心頭な様子で、荒々しくベンチに腰掛けて地団駄を踏んでいる。
それに対してにとりや静葉、大妖精が慌てて諌めているが……。
正直言って、誰もがあの判定には納得をしていなかった。

サンタナ「ほら人間、ジュース」
反町「ああ、ありがとうサンタナ」

ベンチで待機をしていたサンタナから栄養ドリンクを受け取り、それを飲みながら考える反町。
結局前半の内にはさとりの弱点について確認が出来なかったが、後半はどうにかしてさとりの牙城を崩さなければならない。
前半終了時点で一点ビハインド……とにかく、一点を取って同点に追いつかなければ勝利はありえない。

反町(……と、その前にみんなの体力の確認をしておこうかな)

そう考えた反町は、周囲で休んでいた面々の様子を見ていく。
まず真っ先に体力が危険に思えたのは、ボランチのヒューイだった。
前半戦、全力で身体のどこかにパスカットを使いまくっていたのだからこれは当然といえるだろう。
次いで、オータムスカイハリケーンを使った静葉……前半縦横無尽で走りまくっていた橙。
お空のシュートに吹き飛ばされたにとりと大妖精も、かなり疲労をしている様子である。


0ch BBS 2007-01-24