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【下克上等】幻想のポイズン7【蒲公英杯】


[374]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/19(日) 19:44:07 ID:???
>A.これでさとりの体力は切れたはず。もう一点、速攻で狙いに行くぞ
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にとり「ん……そうだね、いいと思うよ」

反町の提案は、案外あっさりと周囲には受け入れられた。
穣子が動く事が出来ず不安定なディフェンスを頼りにこの一点を死守するよりも。
まだ体力の余っている反町とサンタナを頼りに攻撃に転じて一点を追加した方がいいと見ているらしい。
新たな作戦が決まったところで、オータムスカイズ一同はそれぞれのポジションに散っていく。

一方、得点を決めた地霊アンダーグラウンドは……。
やはりそれでもまだ、敗色濃厚の雰囲気が漂っていた。

お燐「だ、大丈夫ですかさとり様?」
さとり「……ええ、大丈夫。 大丈夫よ、気絶とかはしたりしないわ」

お燐の肩に捕まりながら、心底疲れたというような表情でため息を吐きつつ言うさとり。
倒れてこそいないものの、かなり危険な状態であるという事がはっきりとわかる。
さとりの使った技――「想起」は、相手の深層心理の中の技を見抜きそれを再現する技。
それゆえ、普通に心を読み取る以上に体力と神経を使ってしまう。
ここにきて、さとりの疲労はピークを迎えていた。

こいし「お姉ちゃん……いい加減、交代した方がいいんじゃないの?」
さとり「…………」


0ch BBS 2007-01-24