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【下克上等】幻想のポイズン7【蒲公英杯】


[435]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/19(日) 22:57:44 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

反町の成し遂げた快挙に、観客席は総立ちになって歓声を上げる。
地霊アンダーグラウンドのファン達はさとりの力を知っている。
故に、それだけ反町のしたハットトリックの凄さもまたわかっていた。
複雑な心境のファン達だが、しかし、ファン達の目から見て、反町達は正々堂々と戦っていた。
決してあくどい点の取り方などをしてはいない。
ならばここは素直に祝福をするべきだと、観客達は反町に向けて祝福の言葉を送る。

観客「今まで何だってこんな選手が無名だったんだよ!?」「何で小さな大会なんかに出続けていやがったんだ!?」
「誰だ、あの選手は!?」「ご存知、無いのですか!?」「彼こそ小さな大会で出場し続けオータムスカイズのキャプテンを務める」
「超時空☆FW、反町君です!」「っていうかあれって人間か!? どうしてさとり様からハットトリックなんて出来るんだ!」

反町一樹は、東邦学園でレギュラーを取れるFWであった。
実力はあった、決して低い能力を持った選手ではなかった。
しかし、周りの選手――自分の隣にいた選手が、尋常ではない程の能力を持っていた。
中学サッカー大会で当たったチームは、ほぼ全てが強豪とはいえないような名も無いチームばかり。
そこで点を稼いで得点王にはなれたものの、しかし、決して歓声を受ける程の活躍をした事は無い。
何故なら、それだけの好ゲームというものを自分が中心となってした事が無かったからだ。

だが、今は違う。
今この時、地霊アンダーグラウンドとの戦いで得点を決め、目覚しい活躍をしたのは誰が何と言おうと反町だった。

反町「…………」


0ch BBS 2007-01-24