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【下克上等】幻想のポイズン7【蒲公英杯】


[486]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/20(月) 19:18:45 ID:???
>一日目・第三試合のチーム→ ダイヤ4 =歴史と半獣人里の会
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廊下の向こう側からやってきた足音の数は、近づくにつれて次第に多くなっていくように感じられた。
一体誰だろう?とばかりに反町がそちらを見ていると。
ようやく曲がり角を曲がった先頭の人物が反町の視界に入り、反町はその人影を確認する事が出来た。

先頭を歩いていたその人は、一言で言えばどこか生真面目な印象を受ける人物だった。
凛とした顔立ちにやや長身気味な体格、長い髪を靡かせながら前を向き胸を張って姿勢正しく歩く。
ただ、頭の上に五重塔のような形をした変な帽子を被っているのが異様に目についた。
その人物は、ロッカールームの前に立つ反町に気づくとやや驚いた表情を見せたが。
すぐさまその表情を取り繕うと一礼をして反町に笑いかけながら近づいてきた。

???「やあ、はじめまして。 君は先ほどの試合を行っていた、オータムスカイズのキャプテン殿だな」
反町「あ、どうも、はじめまして」

突然の挨拶と差し出された手に困惑しつつも反町は差し出された手を握り返し。
握手をしながら挨拶を返す。

???「先ほどの試合、見事なものだったよ。 よもやあの地霊殿の主からハットトリックを遂げるとは思わなかった。
    ……申し遅れたが、私はこの次の試合に参加する歴史と半獣人里の会のキャプテンを務める者だ」
反町「はぁ……どうも、ありがとうございます」

反町とて褒められて嫌な気分になりはしない。
笑顔でそう言われると、反町はどこか照れ臭そうにしながら返答する。
と、その時。 五重塔の帽子の女性にやや遅れた形で、他の者達も曲がり角を曲がり始めた。
続々と、五重塔の帽子の女性のチームメイトが姿を現すが……。
その中で、反町は見知った人物が三人一緒にいる事に気づいた。


0ch BBS 2007-01-24