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【下克上等】幻想のポイズン7【蒲公英杯】


[487]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/20(月) 19:19:00 ID:???
反町「!? ベ、ベジータさん!?」
ベジータ「ふんっ、そうだ、この俺様がベジータ様だ! くそったれぇ!!」

曲がり角を曲がった途端姿を現したのは、酒屋『ベジータ』の店主・ベジータ。
更にその後ろには、やたらと図体がでかい店員であるナッパ。
そして、やたらと腰が低い店員であるラディッツまでいる。
一体どうしてと狼狽する反町だったが、しかし、それに答えるようにベジータが腕組をしながら言う。

ベジータ「ふん、俺がここにいるのが不思議なようだな。
     ならば解説をしてやろう。 このチームの名は、歴史と半獣人里の会。
     つまり、人里にいるサッカーの得意な連中が集まって出来たチームという訳だ」
反町「人里の……って、ベジータさんサッカー出来るんですか!?」
ベジータ「当然だ! この俺様を誰だと思ってやがる、くそったれぇ!!」
反町「う、あ、いや……驚いただけで馬鹿にした訳じゃ」

こめかみに青筋を立てて激昂するベジータに、慌てて反町は謝りつつ視線で五重塔の女性に助けを求める。
五重塔の女性は少しだけため息をついてから、ベジータの肩に手を置きそっと反町から引き剥がしてくれた。

慧音「……まあ、先ほどこのベジータが言ったように、このチームは人里を中心に作られたチームだ。
   ……そういえば、自己紹介がまだだったな。
   私の名は上白沢 慧音(かみしらさわ けいね)。 人里で、寺子屋をさせてもらっている」
反町「あ、俺は反町一樹です。 よろしくお願いします」
慧音「うむ。 話は聞いているよ。 先ほどの試合を観戦していた時に、ベジータからね。
   何でもベジータの店によく来る常連だそうじゃないか。 いい客だと、ベジータが褒めていたぞ」
反町「え?」


0ch BBS 2007-01-24