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【下克上等】幻想のポイズン7【蒲公英杯】


[605]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/21(火) 20:27:17 ID:???
クワトロは高らかに声を上げ、張り叫び、咽び泣きながら一瞬にして脱衣。
服の下から出てきたのは筋骨隆々な体、そして、一丁のビキニパンツ。
真っ赤に燃えるイラストが描かれたその布――マスクを着ていたその者の名は。

しっとマスク「しっとマスク様じゃい!!」

ガコォ!という特大の音を立てながら、個室の扉を壊しながら開き。
開放された獣の如く、廊下を進んでいくしっとマスク。
そう、彼――クワトロ・バジーナこそが、しっとマスクの正体なのであった。

彼は幼い頃より、端正な顔立ちという事が非常に目立ちちやほやされていた。
だが、しかし、ちやほやされるのと女性にモテるのとでは訳が違う。
彼は決してモテはしなかった。
むしろ幼い頃より運動神経がまるで駄目でおり、また、そういう事が更に可愛い可愛いと言われ。
年上どころか同学年の女子達にまで、まるで女性に接するかのような感じで接せられた。
そうなっては、当然ながら恋愛感情を向けられるという事は全く無い。

彼は憤慨した。何故に之ほどまでに美しい顔立ちをした自分がモテないのかと。
思わず、女子達に復讐をする為に露出狂のような真似をした事もあった。
無論、即座に捕まった。

寺子屋で臨時教師の任を勤めているというのも、慧音の粋な計らいであり。
クワトロが更生をするよう、自身の元で指導をしたいと買って出ただけである。


0ch BBS 2007-01-24