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【下克上等】幻想のポイズン7【蒲公英杯】


[606]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/21(火) 20:27:38 ID:???
そうして次第に更生していく中で、不意にクワトロは一つのマスクと出会った。出会ってしまった。
そう、それがこのしっとの怨念が封じ込められたしっとマスクである。

このしっとマスクをつけた時のみ、クワトロは筋肉モリモリのマッチョマンになれたのだ。
そして、このマスクを取り付けてさえいれば、誰も自分とは思わない。
思う存分変態的行動も何もかも出来るという事である。

しっとマスク「待っておれ反町一樹! この俺は、イケメンで運動神経がいい奴だけは絶対に許さん!」

マスクをつけた今の彼は――ただのしっとマスクである。
それ以上でも、それ以下でもない。
運動神経に見放された彼が運動神経がそこそこで顔もそこそこな反町に対し復讐を遂げる時は。
果たして近いのか遠いのか、永遠に来ないのか。

パルスィ「あっ、しっとマスク! どこにいってたのよ、探したじゃない!」
アリス(……探さなくていいのに)
しっとマスク「ムハハ、すまんすまん! それよりもパルスィ、奴らに会ったぞ。 オータムスカイズのキャプテンと妖精にな!!」
パルスィ「何ですって!?」

廊下を歩いていた彼の前に、彼の仲間達が現れて声をかけた。
そんな仲間達に、しっとマスクは手を振りながら駆け寄っていく。

パルスィがしっとマスクに救われていたいたように。
或いは、しっとマスクもまたパルスィの存在に救われていたのかもしれない。


0ch BBS 2007-01-24