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【下克上等】幻想のポイズン7【蒲公英杯】


[638]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/21(火) 23:43:53 ID:???
その後も、どことなくズレた事を話す妹紅だったが、反町はそれなりに情報を得られた。
妹紅の話によると今現在のところは妹紅は人里チームの助っ人としてベンチ待機をしているらしい。
だが、この大会が終われば妹紅も再びフリーに戻り自由に過ごすというのだ。
また、特にサッカーではタックルとシュートに秀でているらしい。

反町「……それじゃあ、あまり長居をするのも何なんでこれで失礼します」
妹紅「ん、それじゃま、気ぃつけてね」
慧音「うむ、また会おう」

適当なところで話に区切りをつけると、反町達は踵を返して戻っていった。
その後姿を見送った後、慧音と妹紅は顔を見合わせる。
慧音はどこかほっとしたような表情で、そして妹紅はどこか憮然としたような表情をしていた。

妹紅「……何よ慧音、にやにやして」
慧音「いや何……。 妹紅も、こうしてもっと人間と触れ合ってくれればと思ってな」
妹紅「……人を人見知りみたいな風に言わないでよ、ま、それじゃ私も今日は帰るよ」
慧音「む……ああ、お疲れ様」

慧音に言われ更にその顔をムッとさせた妹紅は、唇を尖らせながら大股で一人帰路へとつく。
やれやれと慧音はため息を吐き、それでもやはりほっとしたような表情をしていた。

慧音(人見知りじゃなくて世捨て人、だな。
   今日の試合でも、ベンチじゃずっと無言を貫いていたし……。
   こうして人里の人間を集めたチームに入ってくれれば多少は変わるかと思ったが、如何ともし難いな。
   ……とはいえ、あの反町という男とは無難に喋っていてくれた。 まあ、焦る必要は無いか)

※慧音の評価値がぐーんと上がりました。


0ch BBS 2007-01-24