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【下克上等】幻想のポイズン7【蒲公英杯】


[743]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/23(木) 20:49:41 ID:???
一方、コートの中央付近では妖精トリオと穣子が、揃って橙のパス練習の相手となっていた。
大勝を収めた地霊アンダーグラウンド戦ではあるものの、あの試合で橙の弱点も露見した。
それは、あまりにもパスが下手糞であるという事である。
右サイドを上がってからのセンタリングの場合、パス技術は然程重要では無いものの。
地霊アンダーグラウンド戦でやられたように反町にマークをつけられた場合。
橙や静葉は、どうやっても反町に対してパスを送る事が出来ない。
リグルらのポストプレイも完璧とは言い難い以上、これがオータムスカイズの弱点であるというのは誰の目から見てもわかる事である。

そう考えた橙はこの日、比較的パスカットが上手い穣子にパス練習に付き合ってくれるようお願いをし。
それに便乗をする形で妖精トリオもパスカット練習に参加をした。

大勢の者が協力をしてくれた結果か、橙はこの日でそのパス技術を格段に向上させ。
更には何かのコツを掴んだのか、自身の持つ必殺シュート――赤鬼・青鬼のような特殊な変化をするパスを未完成ながらも見せ付ける。
妖精達や穣子もこの練習でパスカット能力を向上させたのだが……。

サンタナ「ちょいやぁっ!!」
橙「にゃっ!?」

しかしこの日、一番の活躍を見せていたのはサンタナであった。
先述した橙の未完成必殺パスを、咆哮しながら飛び上がり強引にカットする。
まだまだ荒削りではあるものの、パスカットの能力は飛躍的に上がっていた。

ヒューイ「凄いねぇ、サンタナ」
サンタナ「ふっふっふ、まあね。 さあ、まだまだガンガン練習いくわよ!」
妖精1(この二人、ディフェンスを鍛えた私よりもパスカットが断然上手いのよね……)
穣子(うーん……何だか今日の練習で橙も一個上のステップに行っちゃったような気がするわね)


0ch BBS 2007-01-24