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【下克上等】幻想のポイズン7【蒲公英杯】


[778]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/24(金) 00:38:14 ID:???
そこで突然、萃香と共にいたもう一人の女性が大きな赤い杯の中身(恐らく酒)を飲み干し。
反町に向けて、これまた愉快そうに笑いながら話しかけてきた。

???「確かに取った得点は全てミドルレンジからのもの、あのご令嬢の弱点を突いたもんだね。
    だがそれでいいのさ。 弱点を突かないで戦うのが正々堂々ってぇ訳じゃあない。
    決められたルールの中で勝ちにしがみ付くのが本当の真剣勝負って奴さぁね。
    あんたはそのルールの中で、あのご令嬢に勝った。 十分誇っていいだろうよ」
反町「あ、ありがとうございます」

思わぬ褒めの言葉に反町は素直に感謝をし、その女性の事を改めてみる。
どことなく体操着っぽい服装に、下はひらひらとしたちょっと透けているスカート。
やけに小さい萃香に比べ、こちらは反町よりも身長は大きいらしいが……。
何より気になるのは、その頭のデコの部分から一本飛び出した赤く大きな角である。

反町「あの……」
勇儀「ああ、こりゃあすまない。 私は勇儀、星熊勇儀(ほしくま ゆうぎ)だ。
   見ての通り、この萃香と同じ種類の鬼だよ」
反町「あ、俺は反町一樹です。 よろしくお願いします」

反町の視線で気づいたのか、一本角の鬼――星熊勇儀はすぐさま自己紹介をし。
反町もまた、それに返す形で自己紹介をする。
その後、何やら勇儀はにやにやと笑いながら萃香の瓢箪から再び杯に何か(恐らく酒)を入れてもらい。
それを飲みながら、反町に視線を向けて頭のてっぺんからつま先まで舐めつけるように見る。

反町(う、う〜ん……一体何だろう。 っていうか、二人ともよくこんな昼間からお酒呑めるよなぁ。
   ……さて、どうしよう)


0ch BBS 2007-01-24