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1- レス

【下克上等】幻想のポイズン7【蒲公英杯】


[796]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/24(金) 23:21:37 ID:???
>A.ご一緒させてもらう
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反町「そうですね……お邪魔でなければ、ご一緒します」
勇儀「おお、いいねぇ、ノリがいい。 さぁさ、そうと決まれば早速行くとしようか」

どうせ行くアテも無い散歩をしていたのだし、それなら別に構わないだろうと反町は判断。
萃香と勇儀に自分も同行するという旨を伝えると、萃香と勇儀はお互いにハイタッチを交わし。
さぁさぁ行こう、と勇儀が反町の肩を組んで陽気に歩き出そうとする。
反町もそれに逆らわず歩き出そうかとしたが……思えば萃香と勇儀に出会ってから、大妖精は一言も発していない事を思い出す。
一体どうしたのだろうと振り向いてみると。
そこには顔面を蒼白させガクガクと震えながらこの世の終わりのような表情で反町を見つめる大妖精の姿があった。
反町は一体何があったのかと声をかけようとするが……。

萃香「ああ、それとそっちの妖精もどうせならおいでよ。 酒を呑むなら大勢でなきゃ!」
大妖精「うううあああああ、ははははは、はい!!!」

それより先に萃香が大妖精に声をかけ、声をかけられた大妖精は首を千切れんばかりにカクカクと縦に振り。
まるでロボットのようにこれまたカクカクと手と足を元気に振りながら歩き出す。
反町はその様子に更に訝しむが、勇儀と萃香にせっつかれ、結局何も大妖精に声をかけられないまま歩き出した。

大妖精(あああああううううう、お、鬼なんかと一緒にいたら何をされるかわからない……。
    で、でも、反町さんを放って逃げられないし……。
    せめて、せめて反町さんがお誘いを断っておいてくれれば……あああ、怖い、怖いよぉ。 チルノちゃん助けて……)

幻想郷の中でも随一の力を誇る鬼――そんな者と一緒にいては、当然ながら大妖精としてもいつ何があるか気が気でない。
暢気に歩く反町の背中を少しだけ恨みがましく睨みつけ……しかし、それでも大妖精はいざという時に反町を助けられるよう。
つかず離れずの位置で反町の後ろを追いかけた。

※萃香と勇儀の評価がぐーんと上がりました。
※大妖精の評価がガガガクッと下がりました。


0ch BBS 2007-01-24