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【下克上等】幻想のポイズン7【蒲公英杯】


[808]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/24(金) 23:47:27 ID:???
>先客は誰?→ スペード2 =大きな鎌を携えた赤い髪の女性。
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反町からしたら反対側、大妖精の席から二つ分空けた席に、一人の女性が座り酒を呑んでいた。
赤い髪を両サイドで小さく束ねており、勇儀と同じほどの長身。
暑いのかやや開かれた胸元が、反町にとって何かと目に毒である。
見ている事に気づかれたか、その女性は反町に対して歯を見せて笑いながら目だけで挨拶をし。
反町もまた、頭をぺこりと下げて挨拶をする。
すると、それに気づいた萃香がミスティアからお酒を受け取りつつその女性に顔を向けながら言い放った。

萃香「死神じゃないか。 なんだい、こんな所でまたサボりかい?」
???「おや、"また"とは酷いねぇ。 まぁ、否定はしないけどさ」
反町(し、死神!?)

萃香の言葉にその女性はしししと苦笑いを浮かべながら、酒を呷る。
反町は萃香の言葉の真偽を確かめようとその女性を更によく観察すると……。
なるほど、確かにその女性の傍らには一振りの大きな鎌が置かれてある。

反町(た、確かに死神っぽい鎌だけど……死神って、こんな人だったのか?)

反町のイメージする死神といえば、どことなく陰気そうな悪魔のようなもの。
まさかこのような豪気な女性とは思わず、そのギャップに目を白黒させる。
一方で、大妖精は鬼の次に現れた死神に対していよいよ精神が擦り切れてきたらしく。
震えそうになる体を懸命に堪えてミスティアに目で助けを求めようとするが。
あいにくミスティアは鰻を焼いている最中である。当然ながら気づかない。


0ch BBS 2007-01-24