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【下克上等】幻想のポイズン7【蒲公英杯】
[829]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/07/26(日) 00:19:00 ID:???
反町はそう思いながらようやくホッと一息つくものの……。
大妖精(どうしよう! き、きっと反町さんを攫っちゃうつもりなんだ!!
ああでも、私の力じゃどうにも出来ないし……そ、そうだ! とにかく、静葉さんやにとりさんに伝えなきゃ!)
当然ながら大妖精としては鬼を恐れている。
だが、かといってそれなら先に自分だけが逃げればよかっただけだ。
ならば何故鬼と一緒にホイホイ屋台についていったかというと、それは勿論そこに反町の存在があったからである。
普通の人間である反町は、この幻想郷において自衛手段というものを持っていない。
だからこそ何かがあった時の為にと大妖精は反町を守ろうと一緒に屋台へと来ていたのである。
鬼と肩を並べて座る反町を見やりながら、大妖精は更に顔面を白くして涙をぽろぽろと流し自宅へと急いで向かった。
一方、残った反町はようやく人心地ついたといった表情でいたが……。
ミスティア「そういえば〜、そちらのお客さん〜♪ まだご注文は聞いていないのだけど〜、何にしようかしら?」
反町「えっ、あっ、そういえばまだ注文していなかったっけ……」
流石に飲食店に来て注文をしないという訳にはいかないだろうと。
慌てて反町はお品書きを開く。
反町(メイン料理はやっぱりウナギ関連なんだな……さて、どうしようか……。
……って、そういや俺お金300円しか持ってないんだよな!?
……ど、どうしよう……)
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0ch BBS 2007-01-24