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【下克上等】幻想のポイズン7【蒲公英杯】


[853]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/26(日) 20:05:50 ID:???
>F.素直にお金が無い事を言う
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ここは見得を張って何かを注文するよりも、素直にお金が無いという事を言うのがいいだろうと反町は判断した。
どうせここを取り繕ったとしても、後の会計の時にはバレてしまうのだ。
意を決して反町がそれを言った瞬間、ミスティアは呆れたような顔で反町を見つめ。
死神さん(仮名)と萃香は噴出し、お互い腹が捩れるといったような様子で笑いこけ。
唯一、勇儀だけが苦笑をしながら反町が閉じようとしていたお品書きに手を添えつつ言う。

勇儀「好きなもん頼みな。 誘ったのは私達なんだから、ここの御代は出したげるよ」
反町「い、いや、そういう訳には……」
勇儀「遠慮するこたぁ無い、さぁさ、何でも頼みなよ」

確かにこのまま何も頼まないでいるというのは、ミスティアに対しても失礼になるし。
また、反町を誘った勇儀や萃香も肩身が狭くなるというものだろう。
反町は感謝の言葉を口にしつつ、適当に注文をする。
注文を受けてウナギに串を通し始めるミスティアを見守る反町を。
横目で見ながら勇儀はちびりと酒を舐めつつ、改めて観察をする。

勇儀(うーん……誘った段階で既に金を払う気が無かったようには見えないんだけどねぇ。
   300円で飯が食えると思っていた世間知らずか、単に所持金を忘れていただけか。
   いやいや、本当に人間ってぇのはわからんね。 喰えない奴だ)

※勇儀の反町に対する感情が 勇儀→(喰えない奴)→反町 になりました。


0ch BBS 2007-01-24