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【下克上等】幻想のポイズン7【蒲公英杯】


[862]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/26(日) 20:41:26 ID:???
>にとりの反応→ クラブ9=そいつぁ危ないと大妖精の危機感を煽る
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にとり「確かにそいつぁ危ないねぇ……。
    なんだかんだで鬼も結構気まぐれな性格してるし、何かにつけて勝負事が好きだ。
    もしも反町が鬼の事をあんまり知らなくてその勝負に付き合って負けちまったりしたら。
    大妖精の言う通り、本当に攫われちまうかもしれないね」
大妖精「や、やっぱり……!」
にとり「死神の方は然程心配するようなお方じゃないとぁ思うけど……万が一ってぇのもあるしねぇ」

にとりはただ淡々と、起こりうるだろう最悪の事態を説明しただけであり。
決してそうなるであろうと予想をしていた訳ではない。
しかし、それを聞いた大妖精は益々危機感が掻き立てられ、今にも倒れそうな程に顔を白くさせる。
そして、何を思ったか再び立ち上がると家を出て行き、ミスティアの屋台とはまるで違う方向へと飛び去っていった。

にとり「……ありゃ。 もしかして、余計な事言っちゃったかな?」

あちゃあと自身の頭を叩きながら、そう呟くにとり。

にとり「……かなり切羽詰ってたねぇ、大妖精。
    ……無駄に大事にされてしまうのも問題だ。 私の責任でもあるし、反町を迎えにでも行こうかね」

やれやれとため息を吐きながらリュックをよいしょと持ち上げ、歩き出すにとり。
とはいえ、彼女にしてもやはり鬼などは会いたくない人物なので。
やはりその足取りもどことなく重いものであった。


0ch BBS 2007-01-24