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【下克上等】幻想のポイズン7【蒲公英杯】


[928]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/27(月) 19:53:42 ID:???
>E.誰にでも無闇に近づいたりはしないので、今自分と友好的にしてくれてる人に関しては許して欲しい
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大妖精の言っている事、そしてその思いは確かに反町にもわかっていた。
だが、かといって反町もそれをただ鵜呑みにする訳にはいかない。
強そうな人、危険そうな人と会うのが禁止というのならば、もう二度と萃香や勇儀と肩を並べる事も出来ないだろうし。
紅魔館に住むパチュリーの元にも、行く事は難しくなるだろう。
パチュリー自身に危険性は無かったとしても、彼女はレミリア=スカーレットの住まう屋敷にいるのだ。
それだけで、会いに行くという事が制限される可能性がある。

反町「大妖精の言う事もわかる……だが、かといって俺はそれをホイホイ聞く訳にはいかないよ。
   確かに危険な人たちに会う事が心配をかける事になるのかもしれないけど……。
   でも、だからってそれで接触を断っちゃ本末転倒だ。
   だから、せめて今俺と友好的にしてくれる人――萃香さんや勇儀さん、それとパチュリーさんに関しては許してくれないか?」
にとり「ふむ……」

反町の言葉を、隣にいたにとりは顎を摩りつつ黙って聞く。

にとり(接触を断っちゃ、反町自身の世界がえらく狭くなっちまうしねぇ。
    ……私としちゃ、そりゃ自重もして欲しいが。
    まあ、その三人なら特に問題も無さそうだね……)

にとりとしては萃香や勇儀の性格もよくわかっているし。
萃香は八雲紫の友人なのだからまさか反町に手をかけるという事はしないだろうと読む。
一方、反町にそう告げられた大妖精は……。


0ch BBS 2007-01-24