【傭兵怖い】ファイアーモリブレム10【女も怖い】

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[563]モリブレム ◆lT1/XKcIlo ：2009/09/05(土) 17:18:43 ID:???
陸路と違い、海路ではマケドニアやグルニアの待ち伏せする兵も少ない。
あらかじめ部隊を分けた後、３隻の船を借り、進軍…
ディール要塞に辿り着いた後、スムーズに進撃できると言う寸法である｡

しかし…戦というものは相手国の兵士だけが敵ではない。もっと漠然とした…
個人の力ではどうにも出来ないものが邪魔をする。そういうものなのである。

第八章『プリンセス・ミネルバ』

マルス「森崎、部隊分けはもう決まったかい？」

森崎「ん？おお、マルスか」

港の前の倉庫を借りて、森崎たちは念入りに作戦を立てていた｡
一度海上に出てしまえば部隊を入れ替えるのは非常に手間がかかってしまう。
無駄な時間をかけない部隊を作るよう、森崎は注意深く部隊表を見直していた｡

森崎「めんどくせぇなぁ。なんで一つの船に全員乗れないものなのかねぇ」

マルス「船のサイズもあるしね。それに、あらかじめ部隊を分けておけば上陸した際にすぐに攻撃に移れるし」

モロドフ「戦力の分散は少し怖いですが…『どれかの船に戦力を固める』のは
　　　　　やめた方がいいかもしれませんなぁ。途中なにが起こるかわかりませんゆえ」

マルス「まさか…海域が荒れたりしてるのかい？」

モロドフ「最近ペラティ海域の火竜が多数目撃されているらしいですな。
　　　　　運が悪ければその火竜に遭遇してしまうかもしれませぬ」

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