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【最終兵器】キャプテン松山13【シャンハイ】


[103]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/25(土) 21:51:28 ID:???

魔理沙「なんだこれ? 見通しよくなったが無用心じゃないか?」

そう言いながらも、魔理沙は遠慮しているのか松山の部屋を見ぬように顔を背けながら、呼びかけてくる。

魔理沙「そろそろ行って済ませようぜ。霊夢は晩飯も食べてくみたいだから時間はあるけどな」
松山「そうだね。ああさっき鈴仙さんが……」

助っ人の鈴仙が合流したよと伝えると、魔理沙は知ってる知ってると笑顔を向けた。
なんでも野暮用というのは、永遠亭にお邪魔してたらしい。泥棒行為を勘繰りかけたがすぐに否定された。

魔理沙「プライベートな事だ。詮索は抜きに願うぜ。
    それより説得だが、先にどちらから向かう?」

そこで松山は黙って正面の部屋を指した。
どちらからも何も、にとりの部屋は真向かいなのだ。順番など最初から決まっている。
頷いてから、さっそく魔理沙が威勢の良い声でに呼ぶと、慌てて何か崩す音がして……にとりが出てきた。

にとり「なんだい魔理沙じゃないか! あれ、光も……ってドアどうしたの!?」

松山の背後の部屋の扉がきれいさっぱりなくなってるのに気づいたにとりが、両目を剥く。
どう説明していいやら悩んだ松山は、魔理沙の目線に気付いて先に本題に触れることにした。

松山「(とはいえ、どうやって切り出すべきか……うう、どうする俺!?)」



0ch BBS 2007-01-24