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1- レス

【最終兵器】キャプテン松山13【シャンハイ】


[144]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/26(日) 22:18:00 ID:???

A 正面から要請する


松山「俺達の用事は……」
霊夢「ちょい待ちなさい」

それを言う前に、霊夢は手で制すると、爪先立ちで棚の上から座布団を二つ用意した。
そうして霊夢自身は、最初から置かれてた一際座り心地の良さそうな座布団にちょこんと腰を下ろす。
黒髪に赤いリボンを揺らしながら、ブラウンの瞳が松山達に向けられた。

松山「えっと……」
霊夢「なんだか知らないけど立って話することないでしょ? 座んなさいよ」
魔理沙「それじゃお言葉に甘えるとするぜ」

慣れたもので魔理沙は、窓から遠いほうの座布団を確保してしまう。
松山も遅れて座ると、ちょうど肩の辺りに窓から差し込む陽光が当たりむず痒く感じた。

松山「あの……」
霊夢「お茶なら出さないわよ? 突然押しかけてきたんだし当たり前でしょ」
松山「いや……(う〜ん。どんどんペースに嵌っていく。率直に言ったほうがいいな)」

茶菓子もないと聞いて、魔理沙が何ィと不満げに頬を膨らませてる。
それをよそに、意を決した松山が、あぐらかいてる膝に添えてた手に力を込めた。
魔理沙がその微細な変化を見て取って面を引き締め、霊夢だけが何かと思いつつも、のほんとしている。

松山「霊夢さん、用事なんだけど」
霊夢「はいはい何?」
松山「明日の決勝……GKとして出てもらえないか!?」



0ch BBS 2007-01-24