※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【最終兵器】キャプテン松山13【シャンハイ】


[165]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/27(月) 12:12:09 ID:???

そこへ。
今度は一転し、真剣な表情を見せて魔理沙が――動いた。

魔理沙「霊夢! 頼むっ私は明日の試合、どうしても勝ちたいんだ……!」

正座の姿勢を取ってから、黙って"魔理沙が"頭を下げた。
さすがに霊夢も目をぱちくりさせて。そのままの姿勢でいる魔理沙を見ながらぽりぽりと頬を掻く。
しばらく三者とも沈黙して……霊夢がやれやれと湯飲みをお盆に戻して、魔理沙を見て、言った。

霊夢「魔理沙あんた本気なのね。……別にキーパー出場するなら構わないわ」

その言葉に、魔理沙は顔をあげ霊夢を見た。パッと顔を輝かせる。

魔理沙「霊夢! それじゃ……!!」
霊夢「ただし」

しかし鋭く言葉をかぶせた霊夢は、魔理沙に、松山に、妥協せぬ条件をきっぱりと告げた。

霊夢「にとりとの件。そっちはあんた達で何とかしてきなさい。私は一切面倒見ないわ」
魔理沙「……ああ。わかったぜ! 私は最初からそのつもりだったし。……光はともかくな」

とぼけた物言い。松山があいたたって顔をする。それは魔理沙のささやかな仕返しでもあった。
しかし……この場でその発言は、思わぬ波紋となって広がる。
魔理沙の他愛のない付け足しに、耳をピクリとさせた霊夢は、松山に若干厳しい視線を送ってきた。

松山「うっ……確かにそうなる流れは俺が作ったんだ。けど……」
霊夢「光……」



0ch BBS 2007-01-24