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【最終兵器】キャプテン松山13【シャンハイ】


[410]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 18:57:54 ID:???

対象への侮蔑と倣岸不遜を極めたポブルセンの発言に、守矢、紅魔の両陣営が気付いて立ち止まる。
顔中を憤怒に染めて、カペロマンは今にも激昂して殴りかかる、その一歩手前で耐えている。
最寄りの霊夢の視線が、守矢イーグルスのメンバーの眼差しが、紅魔館の主人のレミリアに注がれる。
余さず受け止めて……代わりに動こうとした銀髪従者を眼だけで下がらせて、レミリアは一歩動いた。

レミリア「(この期に及んでこの私に恥をかかすか……ちょっときつくイッとくべきか)」

こんな小競り合いで、ポブルセンにダメージを与えるのは本意でないが放置も出来ず、人差し指を向ける。
まったく気付かずカペロマンを小馬鹿にし続けるポブルセンに、紅色の魔弾が放たれようとする時――

???「紅白、それに魔理沙だ!」

それまで聴いた覚えの無い、年端もいかぬ少女の声が松山の耳に聞こえた。
それと同時に、スタジアムの中ということをまったく考慮に入れてない威力の弾が襲い掛かってくる。

松山「!?」

完全な不意打ち。もし避けられても後ろの者達に当るかもという考えが沸いて、更に動きを縛る。
成すすべなく、試合からもリタイヤしかける直前で……松山は気付いたらぜんぜん別の場所に立っていた。
それまで自分のいた場所を見ると……後ろの壁が陥没している。高さ的に胸部、心臓の位置だ。

咲夜「ご無事ですか?」

凛とした声が耳元でした。
気付くと、紅魔館のメイド長の咲夜が松山の背後に立っていた。
何が起こったのか訊ねようとすると……「フラン!?」と魔理沙の声が聴こえた。



0ch BBS 2007-01-24