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【最終兵器】キャプテン松山13【シャンハイ】


[411]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 18:58:30 ID:???

フラン「魔理沙久しぶり〜最近ぜんぜん見なくなったから誰かにドカーンされちゃったかと思ってた!」
魔理沙「あ、ああ、久しぶり……なんでこんなところに……いやこれぞ"火を見るより明らか"ってやつか」

途端に苦い顔で魔理沙が、自分に抱きついてるフランという少女から、通路の奥に視線を向ける。
フランが駆けてきたのは、紅魔館の控え室がある方向からだった。
そちらに目を向け魔理沙が確かめたは、もうひとりそちらから近づいてくる火であり人影……藤原妹紅だ。

妹紅「もうフラン。挨拶は私と一緒にしようねって言ってたじゃないか」
フラン「だってぇ……待ってたら楽しそうな話し声が聴こえてきたんだもん! 我慢できないよ!」

妹紅の話し方は、半ばレミリア達への弁解じみてた。フランと呼ばれる少女はぷぅと頬を膨らませる。
毒気が抜かれたように、脱力する雰囲気の中で……それを鬱陶しいとポブルセンが声で切り裂いた。

ポブルセン「チッ、雁首揃えてガキのおままごとかよ! 先行ってるぜ!」

足音を響かせて、一人だけ先に紅魔館の控え室へ向かうポブルセン。
レミリアと咲夜が、フランの登場で削がれていた苛立ちを顔に浮かべて、その後を追っていく。
先頭を歩くレミリアが、少し待つように言ってから、松山達の方へ振り返った。

レミリア「みっともないところを見せたわね」
霊夢「全くよ。もうちょっとしっかり手綱握っときなさいよね」

レミリア「……。オホンッ! でもね霊夢、私達がみっともないところを見せるのはこれでおしまい。
     フィールドの上では、あなた達が惨めに這い蹲る。それが定められた『運命』なのだから!」

松山「……」



0ch BBS 2007-01-24