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【最終兵器】キャプテン松山13【シャンハイ】


[560]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/09(日) 21:18:07 ID:???

こうしてイーグルスの面々が、控え室で試合が始まる時を待つのと同じくして
紅魔スカーレットムーンズの一同も、フォーメーションやメンバー発表を終えて、今は作戦を練っていた。

レミリア「それじゃ、大筋は強引にでもシュートの嵐をお見舞いすることね」

嬉しそうな顔してスカーレット・デビルが発言すると、右隣に控える図書館の少女が小声で肯定した。

パチュリー「そうよ。こちらのキーパーと、あちらのGKの河童はそれほど大差はない。
      攻撃力に物を言わせた乱打戦に持ち込んで奴さん達の消耗を狙っていくの」
咲夜「お嬢様の決死結界もありますしね。向こうの攻撃力は私達に迫るでしょうが……
   点の奪い合いでGK諸共に疲弊させればあちらに打つ手はなくなります」

そこまでを聞いて、レミリアは満足して頷いた。
元より派手好みの気質の彼女が気に入る試合展開になりそうで、唇が鋭く笑みの形を作る。
そこで、パチュリーの背後に控える……人間ではない赤毛の少女。リトルと呼ばれる小悪魔が発言した。

小悪魔「あの……作戦はわかりましたけど、パチュリー様はどうなさるのですか……?」

悪魔とは思えない、萎縮し弱弱しい物腰の声だったが、それも無理はなかった。
この控え室に集まる者たちは、殆どが小悪魔の彼女でも太刀打ちなど畏れ多い力の持ち主揃いだからだ。
その中でも、決して逆らえない彼女の主のパチュリーが、後ろを振り向いて、答えた。



0ch BBS 2007-01-24