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【最終兵器】キャプテン松山13【シャンハイ】
[696]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2009/08/14(金) 21:06:56 ID:???
フライハイトのタックルは巧みだった。
スピードを緩めず向かってくるレミリアの低い重心を見越して、それに対応した模範的なタックル。
それも彼なりに、さっきのフランを見ての吸血鬼の身体能力に備えてのタックルでもあったが。
レミリア「どきなさい!」
元の桜色の色の服が、レミリアのドリブルで生じる熱で真っ赤に染まっていく。
口よりも雄弁に、巧いだけで温いとばかりにフライハイトのタックルを物ともせず、真っ直ぐ突き進む。
ついでに鈴仙も吹っ飛ばされたことを付け加える。
鈴仙「(あ、扱いがひどすぎる……!)」
そんな嘆く兎を放置して……レミリアはすでにイーグルスゴールを射程距離に捉えていた。
撃つには早い……そう思える、ゴールまで30メートルは離れてると思える場所から、足を振り上げる。
レミリアの全力のシュートが放たれるその前に、放置できずに松山が果敢に立ち塞がった。
松山「止める……! ここで絶対にゴールはさせない!」
レミリア「どきなさい……なぁんて言わない! 丁度いいから二人まとめて吹き飛ばすわよ!!」
レティ「(三人だけど……まぁ眼中に無いなら無いでいいかしらね)」
ここでしくじれば、試合の流れは一気に紅魔館側に傾く。
しかし今のレミリアにはそれは二次的要素でしかない。これは神社で行われた勝負の続きなのだから。
レミリア「あのときは霊夢の結界に押し負けた……けど、同時にあの時、私の力は更に上がった!
行くわよ!! 霊夢の決められたゴールの数を増やしてあげるわ!!!」
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0ch BBS 2007-01-24