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【最終兵器】キャプテン松山13【シャンハイ】


[707]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/14(金) 22:14:39 ID:???

バギィイイイイイィィンッッッ!!!!!


シュートの威力を証明する、ポストの悲鳴といえる激突音がスタジアムに木霊した。
ぽてん、ぽてぽて。……ボールは霊夢の右ゴールポストに弾かれて、にとりの足元に転がっていった。

レミリア「……。……」

霊夢「いやこっち見ないでったら。……結界で消耗せずに済んでよかったわー」

スタジアム中が、たった今シュートをポストにバギ当てた彼女の従者が時を止めたように静まり返る。
省みれば、左サイドからスローインで得たボールを持ち、そこから中央へ切り込んでのシュート。
速度と威力が高くなれななるほど、制御は難しくなる。
そこへ角度的な厳しさと、松山とレティのブロックから……レミリアはコースを絞りきれなかったのだ。

にとり「……」
霊夢「ほら、ぼけっとしてないで! チャンスでしょうが!」
にとり「……は! そ、そうだねうん! いくよカウンターだ!!」

霊夢の声に正気づいたにとりが、大きくボールを蹴りだす。
まだ起き上がったばかりの松山や、戻ろうとしていたフライハイトなど中盤は省略するしかなく……
ボールは対角線上、ちょうど下がり目にいて、厳しいマークからも外れていた射命丸に渡った。

射命丸「やっとボールが持てました。さぁスペースはいっぱい……いきますよ!」

トラップには時間を要したが、初速からすぐに最高速へ達して射命丸が紅魔陣内に切り込みをかける。
咲夜やメイドAの囲みは間に合わず……射命丸を抑えにきたのは妹紅のみだった。
彼女を抜きさえすれば、減衰なくシュートでも、魔理沙にセンタリングでも思うままだ。

妹紅「だからここを抜かれたらさすがにやばい……止めるよ鴉!」



0ch BBS 2007-01-24