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【最終兵器】キャプテン松山13【シャンハイ】


[869]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/19(水) 22:44:59 ID:???

耳に突然、ポブルセンの低い哂いが聴こえた。
彼の豪腕が異様に盛り上がり、体温が急激に上昇したかの如く熱を帯びる。
高く上背のあるポブルセンが松山を見下ろして、心の底から愉快げに哄笑した。

ポブルセン「やっぱこの程度かい? 数揃えてきた甘えん坊のジャパニーズ坊やはよォ!!!」
松山「〜〜ッ!!」

侮蔑に反論を返す余裕もない。
同じように芝踏みしめてプレーしてるとは思えない、凶悪なまでの力強さと圧力に耐えるしかできない。
そんな努力も滑稽だといわんばかりに、ポブルセンの膂力は底知れず、強引に松山を払い退けた。

ポブルセン「雑魚が……邪魔だ、退けッッ!!!」

ポブルセン一人で、イーグルスの助っ人を全員吹き飛ばした。
観客達がどよめく。イーグルスの中盤は、永遠亭の攻めを沈黙させた実績を知ってるだけに衝撃が大きい。
その反応を肌で感じたポブルセンは、鬱憤が晴れたように笑い続けたまま攻め込む。

ポブルセン「や〜っと万事道理が正常に戻ったぜ……さぁて巫女にも虚仮にされた礼……返してやる!!」

幻想郷ではそう感じることもない、負の感情が迫るのを霊夢は感じた。

霊夢「(なんかビリビリと。来る……!?)」

バイタルエリアまで止める者はなく、PA内のレミリアが何事か叫ぶが最初から聞き入れる気などない。
ここに来て、クラブチーム所属の若輩でありながら、ドイツの殺し屋と謂わしめる彼がナイフを振りかざす。
サッカーというスポーツに似つかわしくない、殺意めいた感情が、シュートの形で発露する。



0ch BBS 2007-01-24