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【最終兵器】キャプテン松山13【シャンハイ】


[902]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/20(木) 22:13:56 ID:???

試合で何度も実践されてきた松山とフライハイトのワンツーは、高度なレベルに達していた。
特殊な能力を使わなくとも、熟練した技巧と連携でカバーして、中盤を突破しようとする。
その中で、フライハイトがドライブパスとは違う速度重視の順回転させたパスを放った時に……

小悪魔(ショート)「(このスピンは……パチュリー様!)」
パチュリー「……(コクリ)」

知らぬ事とはいえ、フライハイトは迂闊だった。
何気ない判断で出したそのパスは、大図書館の本で小悪魔達が身に着けた彼女達の得意なパスだった。
そのため、いちはやくパス種類を看破した小悪魔は、使い魔と主人の交信でパチュリーに情報を伝える。
たとえそれが分かっても、フライハイトのパスは並の選手にカットできない高度なものだったが……

パチュリー「鋭い……でも弾くだけなら」

喘息を患っていても、パチュリーにはそれをカバーできる知恵と知識と、この決勝戦への備えがあった。
緩慢な動作を感じさせないパスコースへの割り込みによって、ボールは弾かれ、精鋭メイドがボールを拾う。
そこからの精鋭メイドの動き出しもまたそつがない。松山がカバーする間もなく、レミリアにボールが渡った。



0ch BBS 2007-01-24