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【最終兵器】キャプテン松山13【シャンハイ】


[95]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/25(土) 00:31:24 ID:???

永琳「どう? しっかり準備はできてる?」
鈴仙「はい。万事抜かりありません」
永琳「そう……なら……心の準備は?」

永琳の瞳が抜き身の鋭さを帯びる。
その瞳の輝きは、弟子が今回の引き抜きに心から従う意思がないのを見通してると物語っている。

鈴仙「……あんまりできてません。……どうして私なんでしょう?」

自分が指名されたと聞いたときは寝耳に水だった。間違いなく、師の永琳が出向すると予想していたからだ。
例え敗れても、幻想郷中に轟く天才プレイヤーを自チームに引き入れるチャンス。
それをふいにする考えが分からなかった。弟子の戸惑いを見て取って永琳が述べる。

永琳「これは憶測だけど、案外あのチームは一枚岩じゃないのかもね」
鈴仙「……と言いますと?」
永琳「例えば今以上に、イーグルスが力を着けることを嫌う人物が中心にいるのかもしれない。
   まぁでも今回の引き抜きは……私達には悪い話じゃないわね」

まさに無残な敗戦で打ちひしがれるチームの建て直しに、柱たる輝夜と永琳が残れたのは大きい。
精鋭兎のE番などは、サッカーをやめかねない消沈振りだったが……それもどうにか持ち直せていた。
それに心の底からホッとしていた鈴仙も同意する。しかし永琳はなお鋭く言い募る。



0ch BBS 2007-01-24