【鏡の国の】キャプテン霧雨25【ミツル】

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[692]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2009/08/07(金) 20:56:06 ID:???
―夜　練習用グラウンド

諏訪子「……準備はいいよ。悪いけど、これも勝負…手を抜く気は一切ないから」

萃香「勝負はポストなら引き分け、決まれば霊夢の勝ち。こぼれだまでも霊夢の負け…それでいい？」

霊夢「構わないわ。……お腹も減ったし、さっさと始めましょうか」

話を終え、ゴールとハーフラインにそれぞれ歩いていく両者。
静かに緊張の度合いが高まっていく。
ついてきて以降、一口も聞けぬ魔理沙と早苗も、霊夢の一挙一動を静かに見つめる。

霊夢「……んじゃ、行くわよ」

諏訪子「来い！！」

萃香「……！」

ポーン……

諏訪子「……は？」

そこからシュート、もしくはドリブルで一気に距離を詰めてくるか。
そう予想していた諏訪子と萃香は、気の抜けたような声を出す。
霊夢は、何を思ったか。上に軽くボールを蹴り上げて、リフティングを始めたのだ。

霊夢「……1」

魔理沙「（お、おい……！？ふざけてんのか！？この状況でよくもまぁ…）」

早苗「（ぷぷっ…これは勝負は見えましたね！）」

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0ch BBS 2007-01-24