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【橙の】幻想のポイズン8【反抗期】


[230]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/01(土) 23:25:36 ID:???
妖夢(まずは一点……ここで確実に決めましょう!)

妖夢はオータムスカイズ陣地の半ばを過ぎたところで、中央付近へと目を向ける。
そこには西行寺快食の会キャプテン――西行寺幽々子が笑顔で妖夢に手を振りながらPA内へと進入しようとしており。
にとりらDFは急いで幽々子のシュートコースに入り込もうとしたり、或いはマークについたりと対策をしている。
だが、それらのマークで簡単に沈んでしまう程、幽々子のサッカー技術は低くは無い。

妖夢「幽々子様、お願いしますっ!!」
幽々子「はいは〜い。 おいしいボールを頂戴ね〜」

仕掛けるなら今だ、とばかりに妖夢はボランチの戻りきっていないオータムスカイズゴール前へと大きくクロスを上げる。
高い浮き玉、幽々子にとって文字通り大好物なおいしいボールである。

にとり(駄目だ、妖夢のドリブルを止めるのだって容易じゃない……かといって、幽々子のシュートも規格外だ。
    対策をしようにも、どうやったって後手後手になっちまう!)

競り合いならばまず確実に負けると判断をしたにとりは、残ったDF達にブロックの合図を出す。
事実上にとり一人だけでしか勝負出来ない競り合いよりは、チルノのブロックも期待出来る全員でのブロックに賭けた方がいい。
正直言って、チルノの顔面ブロックやにとりのフラッシュフラッド以外でのブロックは幽々子のシュートと勝負にすらならないだろう。

にとり「止めるよ! いいかい、全員で飛ぶんだ!!」
チルノ「わかってるってばさ!」
椛「ス、ス! 了解ッス!!」
幽々子「さぁて……それじゃあ、まずは一点取りましょうか〜……」


0ch BBS 2007-01-24