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【橙の】幻想のポイズン8【反抗期】


[390]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/03(月) 22:54:08 ID:???
ジョン「ゴォォォォォル! 前半32分、藍選手の豪快なシュートがオータムスカイズゴールに突き刺さりました!!
    如何でしたか、南沢さん?」
南沢「いいシュートですよねぇ……あのシュートをとめられる選手は、この大会でもあまりいないと思いますよ」
ジョン「得点を決めた藍選手、観客席に一礼をして自陣へと戻っていきます」

実況の言う通り、藍は歓声を上げる観客達に対して一つ礼をすると。
そのまま踵を返し、毅然とした態度で自陣へと戻っていく。
途中、寄ってきた妖夢とハイタッチをかわし、少しだけにこりと笑みを浮かべるも……。
あくまでも表情は硬いまま、うなだれて自陣へと戻っていく橙たちを冷ややかな目で見つめている。

一方、ようやく前線から戻ってきたオータムスカイズメンバー達は。
ゴール前で倒れているにとりやチルノ、椛……大妖精を支えながら、無事を確認する。

反町「大丈夫か、にとり?」
にとり「ん……ああ、私は大丈夫だ。 あのシュートに、掠りもしなかったからね」

自嘲するようにそう言うにとりは、やはりどことなく暗い。
それもまた当然といえよう。
確実にブロックが出来ると思っていたシュートに、掠る事すら出来なかったのだ。
職人としてのプライドが高いにとりにとって、ブロックもまた自身が誇る技術。
それが通用しなかった事に傷ついて当然である。

反町はあえて何も言わず、他のDF陣の顔色を見て周る。


0ch BBS 2007-01-24