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【橙の】幻想のポイズン8【反抗期】


[527]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/06(木) 21:40:02 ID:???
中盤を独走状態で走る藍は、ちらちらと時計を見て時間を確認する。
既にボールを奪われてもカウンターを受ける程の時間は残っていない。
つまり、ここで自分達が一点を取れるか。或いは否かだけが問題だ。
3点差で前半を折り返すのと、2点差で前半を折り返すのとでは訳が違ってくる。

藍(特にオータムスカイズの連中は中盤と前線メンバーの攻撃力だけは馬鹿に出来ない。
  ここは、妖夢になんとしても1点もぎ取ってもらわねばな)

藍はそう考えると、妖夢が既にPA内で待機している事を確認して一気にボールをフィード。
自身もまた、前半最後の攻撃チャンスに参加をしようとゴール前へと駆け込んでいく。
ゆっくりと上げられたボールに、妖夢はただその両手に二振りの刀を持ち。
自身の周囲に浮かんでいた半透明の丸いそれに目を向けてこくりと小さく頷き、ボールに合わせる準備に入る。

一方、ゴール前で固まっていたにとりらDF陣達は前半終了間際。
ここにきてやってきた、土壇場のピンチにそれぞれが頭を抱えてどうすべきかと悩んでいた。

にとり(ここを凌がなきゃ、勝利はかなり厳しくなる。
    何が何でも、ここは全力で止めなきゃいけない場面だ。
    しかし……しかし、どうやって止める?
    ……これだけのロングフィード、競り合いなら多少分はいいかもしれないがまともに戦えるのは私だけ。
    逆にブロックだとチルノも戦えるが……もうあいつは顔面ブロックは使えないんだ。
    どっちだ? どっちがより止められる確率が高い?)


0ch BBS 2007-01-24