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【橙の】幻想のポイズン8【反抗期】
[761]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/08/10(月) 21:05:42 ID:???
>A.ボールを運ばせないようにしよう。FWも総動員して藍さんを徹底的に潰しに行くぞ!
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反町「やっぱりボールを奪うならゴール前での幽々子さんとの競り合いより、藍さんのドリブルだ!
もう妖夢も既に体力は無い……十中八九ボール運びをするのは藍さんのはずだからな。
藍さんにのみ集中をして、とにかくプレスをかけよう!」
にとり「よし……それじゃあそれでいってみようか!」
オータムスカイズの一同が改めて作戦を決めている一方。
西行寺快食の会の面々も、やはり例によって例の如く、自陣の中央付近に集まって対策を練っていた。
後半は既に18分、まだ折り返し地点を迎えてもいないが、この状況で同点に追いつかれたのは手痛い。
何せここにきて妖夢の疲労がピークに達してしまい。
事実上残った時間を藍と幽々子の二人だけで戦わなければならない状況で同点になってしまったのだ。
如何に幽々子と藍が実力者であろうとも試合に勝つのは容易では無い。
妖夢「……申し訳ありません幽々子様。 私が止められてしまったばかりに、このような事態に……」
当の妖夢本人は、やはり自責の念が強いのか歯を喰いしばり。
自身の失態を恥じながら、主人へと謝罪の言葉を述べる。
しかし、その言葉を受けた幽々子はといえばやはりどこか飄々とした態度で笑顔を浮かべており。
扇子で口元を隠しながら言葉を吐く。
幽々子「大丈夫よ〜、妖夢。 まだ同点、負けた訳じゃないわ〜。
……まあ、流石にあなたが何度もボールを奪われたのはちょっと予想外だったけど」
妖夢「うぐっ……」
幽々子「ともかく……後は私と藍に任せておきなさい。 この試合、勝ちに行くわよ」
従者である自分が動かず、主人である幽々子と主人の友人の従者である藍に任せきりとなるのは妖夢としては心苦しい。
だが、ここで無茶が自分が出来るはずもなく、それが逆に迷惑であるという事は明白。
ならばここは二人に任せるしかない、と……妖夢はただ静かに頭を下げて平伏する。
幽々子(問題はこの一点を取れるかどうかね……さて、それじゃあ少し頑張ってみましょう)
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0ch BBS 2007-01-24