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【橙の】幻想のポイズン8【反抗期】
[919]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/08/16(日) 20:00:20 ID:???
>B.「今日はありがとうございました」 素直にいい試合をありがとうと頭を下げる。
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反町がそう言いながら頭を下げると、幽々子と妖夢はきょとんとした顔で反町を見つめる。
一瞬、反町は何かおかしな事でも言っただろうか……と視線を彷徨わせ。
唯一、この中でもまだ付き合いがある方の藍に目で何かやってしまったかと問う。
しかし、藍はただ苦笑をして首を振るだけで、特に慌てた様子も無い。
数秒ほど時は止まるものの……すぐさま、意識を取り戻したのはやはり幽々子であった。
幽々子は反町の言葉をゆっくりと噛み締めるように頷くと、くすくすと笑いながら自身も小さく頭を下げる。
幽々子「こちらこそ。
また機会があれば、試合が出来るといいわね」
反町「はい」
何ともさわやかな、試合後の風景である。
だが、この光景を見て更に目を丸くしたのはその幽々子の後ろに控えていた妖夢だ。
何故二人がここまで反町の態度などに驚いているのかというと……それは無論、この幻想郷特有の雰囲気が大きく影響をしている。
この幻想郷において、力を持った人間というのは往々にして皆、人の話を聞かず自己中心的な事が多い。
試合後の挨拶など、持っての外である。
妖夢「ら、藍さん……」
藍「うむ……まあ、彼はそういう人間らしい。 或いは、外の世界の人間は皆こうして謙虚なのかもしれん」
妖夢「……先ほどまで追い討ちをかけにきたものとばかり思っていた自分が恥ずかしいです」
二振りの刀を持つ手を緩めながら、そう溜息を吐きつつ漏らす妖夢。
妖夢(霊夢や魔理沙もこれくらい……いやいや、むしろこんな感じだと気持ちが悪いか)
※妖夢、藍の評価値が上がりました。
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0ch BBS 2007-01-24