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【橙の】幻想のポイズン8【反抗期】


[964]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/17(月) 22:51:38 ID:???
>空いてる席はあるかな?→ ダイヤ2 =普通に空いてる席を発見。これで観戦が出来るぞ!
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数分探した結果、反町と橙は無事空いてる席を見つけた。
早速その席に座ると、しばらくは周囲の人間達から質問攻めにあう。
何せ先ほどまで試合をしていた勝利チームの選手なのだ、それも当然。
適当に軽く質問に受け答えをしていると、周りからの好奇の目も次第に無くなっていく。

反町(やれやれ、観戦に来たのに質問攻めにあって見れませんでしたじゃ話にならないからな……)
橙「あ、反町さん! 出てきましたよ!」
反町「ん、どれどれ……」

ようやくホッと人心地ついたところで、橙の言葉を受けて反町はフィールドに目を向ける。
小さな体躯をふらふらとふらつかせながら、千鳥足で入場をしてきたのは小さな鬼――伊吹萃香。
その後ろを威風堂々とした態度で入ってくる、桃をつけた帽子をかぶる女性と羽衣を纏った女性。
加えて、何やら背中に羽を背負った女性やメイド服の女性、バケバケらも出てくる。
一瞬、反町はどれが阿求の言っていた名のある残りの主体選手。
比那名居天子と永江衣玖なのかと判断に迷い、咄嗟に橙に目で解説をお願いした。

橙「天子さんっていうのは、あの桃をつけた帽子をかぶってる人です。
  ああ見えて、天人さんっていう偉い人なんだって聞いた事があります」
反町「天人?」
橙「にゃ? 知らないんですか?」

橙の言葉に反町が素直に頷くと、橙はそれなら……と慌てて説明をする。


0ch BBS 2007-01-24