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【橙の】幻想のポイズン8【反抗期】
[982]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/08/18(火) 00:32:30 ID:???
>今回の外伝の主役→ ハートK =妖夢の章
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【魂魄 妖夢の章】
第一試合を終え、敗戦した西行寺快食の会の主従。
西行寺幽々子と魂魄妖夢は、自分達の住居――白玉楼まで帰ってきていた。
この白玉楼、実は反町達が住まう幻想郷の中では酷く孤立した場所に存在する。
というのも、この白玉楼とは冥界――即ち、霊魂などが住まう場所に存在しているのだ。
本来ならば反町らが住む幻想郷――現界とは隔離された場所なのだが……。
かつて色々あって、今では安易に行き来がしやすい場所となってしまっている。
閑話休題。
それはともかくとして。
白玉楼に帰りついた二人は表面上はあまり敗戦を気にしない風に幽々子はお菓子を食べながら縁側で茶を飲み。
妖夢はせっせと庭の手入れをしていた。
しかし、そんな時である。
幽々子「妖夢〜」
妖夢「はい? 何でしょう、幽々子様」
不意に幽々子に呼ばれ、妖夢は一旦庭の手入れを中断し。
額にかいた汗を拭きながら幽々子の面前へと向かい、何用でしょうかと問う。
お茶の準備か、いやまだ湯飲みに茶はある。ならば御菓子か、いや先ほど補充したばかりだ。
すると……はてなんだろう、まるで思いつかない。
首を傾げる妖夢だったが、そんな妖夢に幽々子は満面の笑みを浮かべつつ言った。
幽々子「ここからしばらく出て行きなさい、妖夢」
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0ch BBS 2007-01-24