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【橙の】幻想のポイズン8【反抗期】


[989]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/18(火) 00:56:25 ID:???
>妖夢のチーム探し→ ハート3 =あまりご心配はかけたくないが……藍さんに相談してみよう
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西行寺幽々子と八雲紫は、お互いに友人関係にある。
そうなれば、当然のように従者である妖夢と藍も決して浅からぬ関係。
まだ従者としての経験に乏しい妖夢にとって、それなりに長い藍は頼れる姉貴分的存在であった。

妖夢(情けないけど……ここは藍さんに頼ろう)

帰り際、夕飯のおかずを買って帰ると言っていた藍。
ならばこの時間ならまだ人里にいるだろうと思い、妖夢は人里へと降り立つ。
しばらく藍がよく立ち寄る店を探し回っていると、丁度豆腐屋の前にふさふさとした金色の尻尾を携えた藍の姿を発見した。

妖夢「藍さん!」
藍「親父、この特上油揚げを10枚くれ」
妖夢「藍さんっ!!」
藍「いや、やっぱり30枚だ」
妖夢「…………」
藍「思い切って50枚くれ。 うん、ありがとう」

油揚げを前にした藍には何もかもが馬耳東風。
実はこの数の油揚げを三日でぺろりと平らげてしまうのだから、げに九尾の狐は恐ろしい。

藍「おや、どうした妖夢こんなところで。 偶然だな」
妖夢(さっきから呼んでたんですけど……)

買い物を終え、ほくほく顔の藍に少々困った顔を浮かべつつ、妖夢は内心そう思いながらも相談したい事があるのだと言う。
ならば立ち話もなんだし、と二人は昼食がてら近くにあった蕎麦屋に入った。


0ch BBS 2007-01-24