【サッカーが】キャプテン森崎33【選んだ男】

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第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[542]2 ◆vD5srW.8hU ：2009/10/13(火) 17:12:41 ID:mwJ/4q/d
最終スコアは４－１。
パルメイラスの唯一の抵抗はトニーニョがやけくそ気味に放ったロングのドライブシュートが運良く入っただけだった。

その晩、ネイは一人怒り心頭でグラウンドに向かっていた。

ネイ「（くっそ～、監督にはしこたま怒られるし女の子達には同情されるし、今日はなんて厄日なんだ！
それもこれも全部あのジェトーリオとか言うクソ野郎のせいだ！もう二度とあんな恥をかかない為にも
俺のドリブルをもっと完璧にしなくちゃな。こんな殊勝な真似トニーニョの奴にはできないだろ…ん？）」

そこで彼は見た。一人フィールドに立ち、当ても無くボールを蹴りだしたりドリブルを始めたりと
一見奇妙な行動を取っているトニーニョの姿を。

ネイ「あいつ…」

トニーニョ「くそっ、ダメだ。こんなパスじゃ読まれる！このポジショニングじゃカルロスへのパスをカットできない！」

ザッ…

ネイ「そりゃそーだろ。一人でイメージトレーニングやったって一人で出来る事以上は出来ないっての」

トニーニョ「ネイ！？」

ネイ「大体お前何時も俺のプレイスタイルが勝手だとか言うけどさ、そういうお前は人の事言えるのかよ？
サッカーのセオリーだけ信じて人は信じないで、チームメイトだから仕方なく使っているって感じだしさー」

トニーニョ「む…俺がそんな気苦労をする様になったのは誰のせいだと思っている？」

ネイ「ああもうああ言えばこう言う！だからお前とはやってられないんだよ！」

トニーニョ「それはこっちのセリフだ！」

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