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【サッカーが】キャプテン森崎33【選んだ男】


[752]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/07(土) 12:25:53 ID:K467hgMJ
〜翌日の西ドイツ、ハンブルガーSVユース選手寮〜

若林「…そうですか。分かりました、有難うございます。ええ、それでは」

ガチャッ。

リオカップ決勝戦の翌日、陽子はドイツに電話をかけていた。
ハンブルガーSVユース部門のゴールキーパー、若林源三に試合結果を報告する為である。

若林は電話が終わった後も事務所の電話機をしばらく無言で見詰めていた。
そのまま思考にふけりながら踵を返した所でチームメイトに出くわす。

カルツ「なんだ、どうしたんだワカバヤシ?何時も以上に傲慢ヅラになっとるぜよ」

小柄な体に渋い顔つき、そして口に咥えた爪楊枝がトレードマークのキャプテン、ヘルマン・カルツである。
普段からあまり仲が良いとは言えない彼は軽口を叩いただけで若林からの返答は
期待していなかったが、当の若林はニヤリと笑って口を開いた。

若林「翼が森崎に勝った。4−1でな」

カルツ「なにィ!?それは本当か!」

たちまちカルツは取り乱す。フランス国際Jrユースとその直前の親善試合で散々森崎に苦しめられた彼は
森崎を非常に高く評価しており、彼がチームメイトの翼に大敗する事など想像もつかなかった。

若林「本当の話だぜ。来月のジャパンカップに出てくるのはパルメイラスじゃなくてサンパウロだ」

カルツ「マジかよ…3年間で力関係が逆転したのかな。それともチーム力の差か…」


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