【サッカーが】キャプテン森崎33【選んだ男】

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第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[829]2 ◆vD5srW.8hU ：2009/11/21(土) 21:07:10 ID:KTI/H8nE
そしてここに一人、東邦への憎悪で盛り上がる流れに乗り切れない男が居た。

松山「うっひゃ～、実地で体験するのとテレビで見るのとは大違いだな。東邦はこれだけ嫌われてたのか…
それにしても予想以上に混んでるなあ。こりゃ立ち見しかないか？」

既に敗退した北海道代表ふらの高校のキャプテン、松山光である。
小学生時代、中学生時代は堂々たる戦歴を誇った彼も高校時代はチーム事情に恵まれず、
今こうして観客席をさ迷っていても誰にも注目されていない。
しかし、中には彼の顔を見て声をかけてきた者も居た。

三杉「そこの君。松山じゃないかい？」

松山「えっ？あっ、三杉！と、その彼女！」

三杉淳。かつて全日本Ｊｒユースで松山と共に数々の死闘を戦い抜いた天才ＭＦである。
ちなみに彼の側で頬を赤く染め白い息を盛んに吐いている少女は青葉弥生と言う。

弥生「か、彼女…」

三杉「…フフッ」

弥生「ウッ…」びくっ

松山「………？えっと、横、良いか？あ、それとも邪魔になっちゃうんなら…」

三杉「どうぞ、その為に呼び止めたんだから。弥生とはこの後デートする予定だから遠慮は要らないよ」

松山「そ、そうか…（うう、素直に羨ましい）」

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