【三スレぶりの】森崎が幻想入り 9話目【サッカー】

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[19]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2009/08/08(土) 16:37:27 ID:???
深夜のせりあい練習→　 JOKER
JOKER→せりあい値+3、さらに……？

競り合いの練習をしながら、森崎は様々なことを思い返した。

紅魔館の門前で始めてレミリアと会った時の事、和解した後何度も紅魔館に通った時の事。

そして、紅魔館のグラウンドで一緒に練習した時の事。

森崎「（確かに、アイツは俺が今まで出会った中でもダントツで最強のストライカーだ。
　　　それこそ、日向や翼が比べ物にならないぐらいの。……だが！）」

森崎が身構える。イメージするのは勿論、ゴールごと吹き飛ばさんとばかりに迫ってくるレミリアの姿。

森崎「（アイツのパワーに正面から挑んでも無駄だ。ボールが足から離れるタイミングを狙って……）」

バッッ！！

ドリブルを正面から受けるのではなくあえて体を半分ほどずらし、体勢を低くしてボール目掛けて飛びかかる。

森崎「（……素早く、横から掠め取る！！）」

ガシィィィィィィィィィィッ！！

森崎の手がボールに触れた瞬間、それまで目前に映っていたレミリアの幻影がふっと消えた。

森崎「（……良し、これなら勝てる……！）」

勢い余って地面に倒れこむ森崎。

勿論、今の勝負は全て森崎の想像上の事ではあったが……
それでも森崎は右手のボールの感触と共に、何かをしっかりと掴み取ったのを感じていた。

前次写

0ch BBS 2007-01-24