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【三スレぶりの】森崎が幻想入り 9話目【サッカー】


[474]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/09/12(土) 00:18:28 ID:0ibPmuMg
ボールを挟んでの一瞬の拮抗。

己の全体重と全ての力をボールへとぶつけたリグル。片や、たった一本の軸足でそれら全てをを支える美鈴。

じりり、と僅かに美鈴の軸足が大地を削る。だが、次の瞬間……

美鈴「……ぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおッ!」

美鈴の体の周りに虹色の光が揺らめいたかと思うと、まるで紙風船を蹴るかのように右足を勢い良く振りぬいた……!

リグル「う、うわぁぁぁぁっ?!」

バキィィィィィィィィィィィィィィッ!

実況「あぁぁぁっ?! ゴール前で競り勝ったのはなんと美鈴選手でした!
   そしてリグル選手がPAの外まで勢い良く吹っ飛ばされるッ! 
   まさに鉄壁! 今日は両チーム共にディフェンス陣が良い仕事をしています!」

森崎「(あれを正面から吹き飛ばすのか?! そんな事、日向や若島津でも出来るかどうか……)」

レティ「あれが気功って奴かしらね。
    ……森崎、見た目は人間と変わらないかもしれないけど彼女も妖怪よ。人間の尺度で計ってはいけないわ」

森崎の驚愕を表情から見て取ったのか、自陣前に待機していたレティがそう言った。

中山「(メルランとリグルのシュートが通じない……流石に予想外だな)」

実況「さぁ、そして弾かれたボールは大きく前へ! おっと、これは……?!」


0ch BBS 2007-01-24