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【三スレぶりの】森崎が幻想入り 9話目【サッカー】


[520]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/09/16(水) 02:03:56 ID:KYHzpORU
フィールド中……いや、観客や実況を含む誰もがレミリアの勝利を確信する中、
それ以外の可能性に目を向けていたのはシュートを放ったレミリア、そしてそれを迎え撃つ森崎のみであった。

森崎「(ボールが燃えてるなんて生易しいモンじゃねぇ……! 太陽だ。紅い太陽が俺に向かって迫ってきてやがる……!)」

GKとしての勘……ではない。その更に根底にある生存本能が、森崎の中でガンガンと警鐘を鳴らす。

森崎「(死……いや、俺は死なん! そうだ、俺は死なんし逃げんし諦めんッ!)……うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!」

ガッ!!

一瞬でも怯んだ己を奮い立たせるために一際大きく吼えて地面を蹴り、自分から紅く輝くボールへと突っ込んでいく森崎。

その手がボールへと届こうとする瞬間、彼は確かに歓喜と驚愕に満ちた壮絶な笑みを浮かべるレミリアを見た。

ガシィィィィィィィィィィィィィィィィィィッ!!

体を使って包み込むようにボールを押さえに行く森崎。

レミリアの放った紅い太陽は、手を伸ばした森崎が思わず拍子抜けするほどにあっさりと彼の両腕に納まった……かのように見えた。

しかし……

森崎「がッ……ぐぉああああああああああああああああッ?!」

ガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!



0ch BBS 2007-01-24