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【準々決勝】キャプテン霧雨26【天才解禁】


[872]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/24(月) 16:43:18 ID:???
天才の罠→ ダイヤJ
>>次藤「……囲んで叩く!」 3分稼がれる 残り14分


永琳に敵も味方も手が出せない、そんな異様な状態。
その意図に最初に気付いたのは、ベンチで休んでいる魔理沙だった。

魔理沙「ははぁ、アイツ……時間稼ぎか」

吉良「む?」

魔理沙「要するにだ、これ以上の追加点は無理と踏んで、この点差のままで試合を終わらせようって腹なんだよ。
     今のドリブルは目くらましってところだ。あんだけやって、狙いがそれだなんて普通は思わないだろうしな」

吉良「なるほどのう……」

魔理沙「(光の指示はガン無視みたいだが……まぁ仕方ないかな。それよか今は体を休めないとだぜ)」

スポーツドリンクをガブ飲みしつつ、すっかり満足した表情で息をつく魔理沙。
今から休めば、試合終了後にはとりあえずまともに動けるくらいにはなっているだろう。


それから2分の後、次藤がようやくに永琳に対して動きを始める。
もちろん、緩急をつけて一気に突破される可能性がなくもない。しかし、このままでは時間が無駄になる。

次藤「(佐野にすぐに行けと言うのは酷か…)よし、囲め!いくらドリブラーでも囲めばお終いタイ!!」



0ch BBS 2007-01-24