※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【強襲】幻想のポイズン9【サイヤ人】


[122]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/20(木) 20:06:48 ID:???
反町がようやく落ち着いたところで、静葉ら居間に残っている者達は反町と橙に試合結果を聞いてきた。
反町は茶を飲みつつ、試合の要点をなるべく分かりやすく、簡潔に説明していく。

反町「ただ……やっぱり一番気をつけるべきは萃香さんだと思う」
橙「にゃあ……そうですねぇ」

あまり彼女ら名の有る選手は活躍をしていなかったから多くの情報を手に入れてはいないが。
それでも、たった一度のプレイで別格の実力だと思わせた選手がいる。
幻想郷トップクラスのGK――小さな百鬼夜行、伊吹萃香。

あの小さな体、ふらつく姿勢からはとても想像出来ない俊敏さと豪快なパンチ力。
噂に違わぬ実力だと、反町はただ嘆息をする。

反町(あの力は正直、さとりさん以上だった。
   紫さんの話だとさとりさんは1vs1とPKに特化、萃香さんはパンチングに特化って言ってたけど……。
   つまり、何があろうと確実にボールを弾き返してくるって事なんだろうな。

   ……森崎と、どっちが凄いんだろう)

かつて中学サッカー大会で決勝を戦った対戦チームのキャプテンの姿を思い出す。
一見華奢に見える体で、しかし確実にゴールを阻むキーパー。

彼と、伊吹萃香。

少なくとも反町は、萃香が彼に勝るとも劣らない実力を持っているという事だけは感じている。

反町(逆を言えば……萃香さんを倒せたら、俺にも森崎からゴールを奪える……のだろうか)


0ch BBS 2007-01-24